失恋から立ち直る系の本ってさ
ちょっと前に恋愛がらみで忘れたいことがあって、今ちょーど立ち直ってきた時期。
その事象が起こってわりとすぐの時に、つらい恋愛を忘れて私らしく生きて行きましょう的なエッセイを買ったんやけど。
そのときはつらすぎて、本の内容に感情移入して心がえぐられるみたいで読めなかった。だいたい毎回そうな気がする。失恋の直後はまだかさぶたにもなっていない傷がむき出しの状態で、そこにそういう内容のエッセイを読むことは、傷口に塩を塗るみたいでできない。
でもって、今になって読んでみようと思ったらそれはそれで、「せっかく忘れかけているのにわざわざまた記憶を掘り起こすことないやん」ってなって読む気がしない。
でもこれはなぜかエッセイに限ったことなんよな。小説はむしろ、失恋した直後にがっつり失恋の内容のやつ読んで励まされたりすることがよくある。なんでやろ。